FIRE後、求職活動の実績づくりの一環で簿記3級の学習をして試験に合格できました。
勉強中に効率の悪い方法で進めていないか気になったのですが、会社員の頃に関連する本を買っていたことを思い出しました。
「科学的根拠に基づく最高の勉強法」という本です。
2024年6月に購入していて、当時一通りは読んだのですが内容は何となくしか覚えていません。今回あらためて読み直しました。
本書では、科学的に効果のあまり高くない勉強法と効果の高い勉強法を、公表されている研究・実験結果とともに説明しています。
また、著者はアメリカの大学病院で働くためにアメリカ医師国家試験に高得点で合格しており、自らの勉強方法やモチベーションの維持方法なども紹介しています。
ここでは自分が今後意識して活用したい点を中心にまとめました。
アウトプットを意識する(アクティブリコール)
本書では「アクティブリコール」を決定的に重要な勉強法としています。これは「学んだこと(インプット)に対して意識的にアウトプットの作業をすること」です。
アウトプットは「頭の中で思い出す」、「白紙に書き出す(PCでキーボード入力も可)」、「声に出す」、「練習問題を解く」など視覚だけでない感覚を使うようにして学習します。「人に教えるつもりで覚える」ことにも大きな効果があります。
興味深いのは「学習者本人はこの学習法の効果を実感しにくい」という点で、これが続けにくい理由です。
逆に、繰り返し読む(再読)学習は本人が効果を実感している一方で、それほど効果的ではありません。「読み慣れて理解した気になっている」現象に陥ります。
時間をあける(分散学習)
本書では「分散学習」も同様に効果の高い勉強法としています。これは、「ある内容を学習する際に1度にまとめて行うよりも時間を分散させて行うこと」です。
エビングハウスの忘却曲線としても知られていますが、覚えたことは時間の経過とともに忘れていくため、間隔をあけて学習することが記憶定着に効果があります。
分散する際には均等な間隔が良いか、最初は間隔を短くして徐々に間隔を空けるのが良いか、それぞれで有効であるとの報告があり決着はついていません。
学習方法のアップデート
他にもいくつかの勉強法が紹介されていますが、特にこの2点を意識すると良いと私は感じています。
簿記3級の学習でもテキストの指示通り最初に2回読みましたが、次の問題を解く段階に進むと最初は全然解けませんでした。
読みっぱなしにするのではなくアクティブリコールを意識することで最終的には時間の短縮につながりそうです。
また、分散学習についても次の日になったら新しい内容にただ進めていました。こちらも前日学んだ内容を復習する時間をつくるのが良さそうです。この復習でもアクティブリコールを意識するのが良いと思いました。
本書でも「アクティブリコール+分散学習=連続的再学習」を最強の学習法と書いています。
気をつけたいのは「学習法の効果を実感しにくい」という点です。今までもそれでインプット中心の学習になりがちだったように感じています。今後はアクティブリコール+分散学習を強く意識して学習に取り組みたいと思ってます。
おわりに
FIRE後は自分の時間が増え、興味のあることや好きなことに充てることができます。
今後も資格取得を含めて学習する機会は増えるので、あらためて読み直してポイントを紹介しました。
本では他にも著者が実践してきた勉強法や、様々な勉強法に関する研究と実験結果が紹介されています。興味を持った方ははぜひ読んでみてください。
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