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純金積立サービス・金連動ETF・投信の比較

By sawaikeshin , 2026-05-11

楽天証券で純金積立を続けて6年たちますが、始めた当初は楽天経済圏中心の生活をしていたため、他サービスとの十分な比較をしないまま開始し今に至ります。

現在の運用よりも明らかに差のある商品・サービスがあれば移行や併用も考えたいと思ったため、他の純金積立サービスとの比較をしつつ、金に連動するETFと投資信託もチェックしてみました。

こういった比較系はAIに聞けばある程度の精度で回答を出してくれますが、最新で具体的な情報となると怪しいので自分で調べました。

せっかくですので、このブログを読む方の参考になればと思い紹介します。

なお、金への投資の選択肢としては他にも現物、先物、金鉱株などもありますが、今回それらは除外しています。


純金積立サービスの比較

純金積立サービスが利用できる有名どころで、主にコスト面で比較して一覧にしました。

純金積立サービスの比較(2026年5月10日時点)
 手数料(税込)スプレッド(g)ポイント付与現物化コスト(100g)
楽天証券1.65%780.5%5,500
SBI証券1.65%1500.0165%不可(1kgから対応)
マネックス証券1.65%1110.33-1.67%6,600
田中貴金属1.6-2.8%506なし16,500
三菱マテリアル2.6-3.1%323なし16,500

全般的にネット証券が優勢です。後者の田中貴金属と三菱マテリアルは地金商ですが、年会費もかかりますしコストとしては割高です。

ただ、どちらも500g以上の現物化は無料です。金にそれなりの金額・割合で投資し、将来的に現物に交換するプランがあるようでしたら選択の余地があると思います。

ネット証券の3社で比較すると手数料は横並びですが、表で比較すると楽天証券が良いと言えます。

スプレッド

スプレッドはそれぞれのサイトに記載されていた1gあたりの購入価格と売却価格の差で出しています。

楽天証券の参考資料によると、2024年1月時点ではSBI証券のスプレッドは80円/g、田中貴金属と三菱マテリアルは109円/gと書かれています。そのため、これらの会社は最近の金価格上昇に伴い調整したのだと思います。

今のところ楽天証券は変わらず78円/gのままですが、今後変更される可能性は考慮しておく必要があります。

ポイント付与

積立金額に対してポイントがもらえる仕組みは、楽天証券が早い段階から導入していました。楽天カードのクレジット決済にすれば、積立金額に対して0.5%のポイントが付与されます。

2026年5月時点でSBI証券、マネックス証券でもポイント付与を開始しています。

SBI証券は手数料の1%が付与され、購入額に対して0.0165%(=1.65% * 1%)です。

  • 金・銀・プラチナマイレージ 

私は最初ページを見て購入分の1%かと思い少し心が揺らぎましたが、手数料の1%とわかり冷めました(笑)

マネックス証券はNISAで投資信託を月1万円以上積立していれば、ゴールド積立分もポイント付与の対象になります。

  • ゴールド取引もNISAでポイントザクザクプログラムの対象!| マネックス証券

例えばNISAで投信10,000円、ゴールド1,000円を積み立てれば100ポイントもらえ、0.9%(=100/11000)相当と考えることができます。投信10,000円、ゴールド20,000円を積み立てれば500ポイントもらえ、1.67%(=500/30000)となりこれが最大の還元率です。

マネックス証券でNISA口座を利用している方は、同証券の口座で純金積立を利用するのもありかなと思います。


金連動する代表的なETF・投信

純金積立以外の金への少額投資として、金価格に連動するETFや投信を活用するという選択肢もあります。規模やコスト面でそれぞれピックアップしました。

海外ETF(2026年5月10日時点)
名称銘柄コード上場日時価総額経費率
SPDRゴールド・シェアGLD2004-11-18$1,576億0.4%
iシェアーズ ゴールド・トラストIAU2005-01-21$734億0.25%
SPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラストGLDM2018-06-25$319億0.1%
国内ETF(2026年5月10日時点)
名称銘柄コード上場日時価総額信託報酬
NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信13282007-08-10666億0.176%
SPDR ゴールド・シェア13262008-06-3024.3兆0.44%
純金上場信託15402010-07-021.7兆0.539%
iシェアーズ ゴールドETF314A2025-01-16896億0.22%
投資信託(2026年5月10日時点)
名称愛称設定日純資産総額信託報酬
三菱UFJ純金ファンドファインゴールド2011-02-079,794億0.99%
ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) 2017-07-312,644億0.41%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)サクっと純金2023-06-083,628億0.1838%

傾向としては、古くから運用されているものは資金が集まっている一方でコストも高め、逆に後発のものはコストが低めです。

海外ETFではSPDRゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM)が群を抜いた低コストなので一番の候補かなと思います(私はETFをまだ使ったことがないのですが...)。

国内ETFに関しては、NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信(1328)の信託報酬が0.176%と低いので気になりましたが、総経費率は0.58%と記載されていましたので注意が必要です。

そうなると候補としてはiシェアーズ ゴールドETF(314A)でしょうか。少し流れを追っていると、SPDR ゴールド・シェア(1326)の時価総額は数か月前より減っていて、一方でiシェアーズ ゴールドETF(314A)は増えていっていますので、全体としてコストの安い銘柄に流れているように見えます。

投信やETFは実質コストを知るのが難しいなと感じていますが、SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(サクッと純金)に関しては運用報告書で0.19%と書かれていますので、低コストの部類になるかなと思います。


比較後の現時点の方針

一般的なETFと投信の比較では、コストはETFが有利というイメージでしたが、投信でもかなり低コストの商品があり、ETFよりも投信の方がポイント還元を受けやすいことを踏まえると、現在は投信で金投資を始めるという選択肢はあると感じます。

一方で、ETFや投信を使うメリットはオルカンやS&P500のように、多種多様な株等で構成されていて個人ではなかなか真似できない銘柄・ファンドを活用できる、ということです。その点金の投資は個人で純金積立を使えば十分です。

他のメリットはNISA枠が使えるということです。今回掲載した銘柄もNISAの成長投資枠が使えますが、個人的には金は成長する性質の資産ではないので、NISA枠は金以外の投資に活用すべきと考えています。

これらの検討から、金の投資にETFや投信を活用する必要はない...という結論に傾いているのですが、残る要素はコストです。ここで大きな差が出るようであればETFや投信も考えるべきですが、もう少し調べて別の機会に取り上げます。

参考になりましたらクリックしていただけると嬉しいです。

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名前:沢池新

22年間の会社員生活を経て、2026年からFIRE生活を開始した40代男性です。

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