今回はFIRE生活元年の目標で書いていた「寄付」について、少し掘り下げて紹介したいと思います。
日本人はあまり寄付をしないという記事をたまに目にしますが、私もFIREを意識するまでは積極的ではなく、深刻な災害があった時に気持ち程度の寄付をする程度でした。
一方で、FIREの計画段階から実際に行動に移す良い機会と考えるようになりました。
寄付のことを考えた背景
きっかけの1つは以前読んだ「GIVE & TAKE」という本です。
- (Amazon) GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代
本書では人間の思考と行動を「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスを取る人)」の3つにわけていて、ギバーが長期的に成功することを主張しています。
私は現在の自分自身を分類するとマッチャーになると思いますし、この本に全面的に賛同しているわけではありません。ただ、FIREを目指して生活費節約や資産最大化だけを追い求めているとテイカーの側面が大きくなり、その考え方に偏ると結果的に人生が面白くなくなるのではないか、と感じています。そこでギバーとしての活動や考え方をもっと取り入れることを考えるようになりました。
FIRE後はお金の使い方も意識するべきだと思っています。「The Art of Spending Money」ではどうお金を使うべきかを扱っています。と言っても私はまだ読んでいないのですが(図書館で予約はしましたが半年以上先になりそうです...)、寄付以外も含めてお金の使い方の参考にもなりそうです。
寄付に対する方針
そんなことを考えつつ、FIREを意識した頃の2025年3月からは毎月末に寄付先を探して寄付をするようになりました。私にとっての寄付には以下の2種類があります。
- 災害対策、環境保全、人道支援のために寄付をする
- 個人的に使用しているツールやサービスへの感謝と支援のために寄付をする
2.は寄付というよりは、無くなったら自分も困りますし、応援や感謝の意向が強いです。特にOSSには多大な恩恵を受けてきたので寄付を受け付けているか、寄付をする方法など時間を見つけて探すようになりました。
2025年の寄付先
少額で余ったポイントを使ったりもしている程度なので実質的な支援にはほど遠いとは思いますが、2025年1年間の寄付活動は以下でした。
| 寄付対象 | 金額(円) | 補足 |
| ミャンマー地震被害支援募金 | 2,000 | 楽天クラッチ募金(ポイント) |
| 災害対策支援募金 | 2,000 | 楽天クラッチ募金(ポイント) |
| 大船渡大規模火災支援募金 | 1,000 | 楽天クラッチ募金(ポイント) |
| 環境保全支援グリーン募金 | 1,000 | 楽天クラッチ募金(ポイント) |
| フィリピン・セブ島沖地震被害支援募金 | 1,000 | 楽天クラッチ募金(ポイント) |
| Dokuwiki | 945 | ドキュメント管理(€ 5) |
| Drupal | 795 | このブログサイトに使っているCMS($ 5.25) |
| LibreOffice | 500 | オフィスソフト |
| Mirakurun | 757 | テレビ録画システムの一部($5) |
| Mozilla | 1120 | Firefox・Thunderbird(手数料120円含む) |
| Vaultwarden | 750 | パスワード・認証管理 |
| VeraCrypt | 500 | データの暗号化 |
| VideoLAN | 816 | VLCを開発している非営利団体($5) |
| 合計 | 13,183 |
2026年も継続し、無理をしない範囲で金額も増やしていければと考えています。
寄付ができない・受け付けていないケース
寄付をしたかった開発者や団体の内、いくつかはPayPal経由だと日本から寄付ができませんでした。
- Debian
- Notepad++
- Wireguard
日本との税制面の関係だそうですが、今後PayPal以外で寄付できるかはまた確認しようと思います。
また、そもそも寄付を受け付けていないケースもありました。例えば7-zipはファイルアーカイバとして有名なオープンソースツールです。私は長年使っているのでこの機会に寄付しようと思ったのですが、2024年時点で開発者のIgor Pavlovさんが今は必要としていない、という投稿をしていました。
zvaxn - 2024-01-15
How can I make a donation of 80 dollars?, I can't find anywhere on your page any section to donate or contribute.
Igor Pavlov - 2024-01-15
no need now.
Thanks.
その後のアップデートは見つけられなかったので、少なくとも今は適切ではないと思い見送りました。また時機を見て寄付したいと思います。
おわりに
私が寄付することにした経緯や状況を紹介しました。FIREを目指す方、達成済の方にとってお金の使い道の1つとして参考になればと思います。
なお、寄付先によっては寄付金控除を受けることができます。2種類書いた寄付の方針の内、1については対象になる可能性がありますが、2は基本的に対象外です。
私はそもそもFIRE後は収入、所得はそんなに多くならない予定ですので、寄付金控除にはこだわらずに寄付活動を続ける予定です(引き続き税金の理解と一般的な節税の取り組みには励んでいます)。
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