自分が使っているdポイント運用で、6/15(月)が権利落ち日だったので実際に一部を引き出して回避を試みました。
ポイント運用の権利落ち回避については以前の記事を参照してください。
今回はその結果を紹介します。
ICLNの権利落ち前後の値動き
私が使っているクリーン・エネルギーに連動しているETFのICLNのページを見ると、今回の配当はUSD 0.0561とこれまでの0.128の半分に満たない額でした。
取引価格に対する割合としては0.27%(=0.056/21)程度です。
実際に権利落ち前後の値動きは以下の通りでした。
| 日付 | 始値 | 終値 |
|---|---|---|
| 2026-06-12(金) | 20.82 | 20.92 |
| 2026-06-15(月) | 21.26 | 21.03 |
権利落ち日の始値は前日終値から+0.34(=21.26-20.92)ではじまっていました。
その日はその後下落して終了しましたが前日終値よりは上昇したため、結果として回避対応をせずそのままにしていればプラスだったことになります。
以前確認した通り、時間外の市場変動要素が大きく、かつ分配金がこれまでより半分だったことも影響したように思います。
dポイント運用側の結果
今回はdポイントの処理状況も知りたかったため、運用中の約半分である5,000ポイントを引き出してみました。
前回計画を立てた通り、以下のように実行しました。
- 6/12(金)9時前に5,000ポイント引き出し
- 6/15(月)19時過ぎに5,000ポイント追加
引き出し実行時にポイント反映日が6/15(月)18:00過ぎと表示され、権利落ちが発生する米国市場開始の6/15(月)22:30時点ではポイントが引き出された状態にできています。
6/15(月)14時前の時点では引き出したポイントを元に戻す追加処理はできませんでしたが、19時過ぎに確認すると5,000ポイントが引き出された状態になっていたため、再度追加処理をしました。
このポイント反映は6/16(火)14時までの注文扱いになり、6/17(水)18時に反映されます。
6/12(金)~17(水)の運用中ポイントと元のポイントの推移は以下の通りでした。
| 日付 | 運用中ポイント | 元のポイント |
|---|---|---|
| 2026-06-12(金) | 9,384 | 9,000 |
| 2026-06-15(月) | 4,466 | 4,246 |
| 2026-06-16(火) | 4,492 | 4,246 |
| 2026-06-17(水) | 9,452 | 9,246 |
ポイントを再度追加するまで1日のタイムラグが発生するため、権利落ち回避をすると「権利落ち日」と「翌営業日」の2日間は運用できないことになります。
ポイント引出時の利益
表を見るとわかるように元のポイントは9,000で運用していて5,000ポイントを引き出しましたが、6/15(月)の「元のポイント」は4,246となりました。
この246はどうやって計算されたかを考えてみましたが、運用中のポイントに対する引出しの割合で設定されてそうです。
6/15(月)の運用中ポイントは4,466でしたが、引き出さなかった場合は9,466前後であったはずです(元のポイントが9,000で利益が466ポイント)。
そう考えると引き出した際の利益分は以下のように計算できます。
- 引き出すポイントの割合:5,000/9,466 = 52.82%
- 利益のうちの引き出し分:466 * 52.82% = 246
引き出した5,000ポイントの内の246ポイントは利益分であり、差し引き4,754ポイントが元ポイントから引かれ、元のポイントは4,246となっていることになります。
もう少し他の処理もしてみて確認して判断したいですが、損益の計算は総平均法の考え方で算出されているように思います。
これまでの合計損益は運用メニューで確認できます。また、運用中のポイントに対する利益も表示されるため、利確分のポイントがわかるようになっています。
テーマ別の権利落ち日の値動き
dポイント運用のテーマでブラックロック社が運用している分については、同じ日に分配金が設定されています。
実際に権利落ち日にどのような値動きをしたかを確認し、分配金の割合とともに一覧にしました。
| テーマ | ティッカー | 分配金 | 分配金割合 | 前日終値 | 権利落ち日始値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 米国大型株 | IVV | 1.996 | 0.27% | 745.14 | 753.35 |
| 新興国 | IEMG | 0.658 | 0.80% | 82.57 | 84.32 |
| コミュニケーション | IXP | 0.812 | 0.68% | 119.2 | 119.33 |
| ヘルスケア | IXJ | 0.846 | 0.88% | 96.25 | 95.54 |
| クリーン・エネルギー | ICLN | 0.056 | 0.27% | 20.92 | 21.26 |
| 生活必需品 | KXI | 0.819 | 1.18% | 69.45 | 68.36 |
| SDGs/ESG | SDG | 0.661 | 0.73% | 90.48 | 90.88 |
このうち、IVVのみ3、6、9、12月の年4回で、他は6、12月の年2回の分配が設定されています。
実際に権利落ち日の始値が下がったのはヘルスケア(IXJ)と生活必需品(KXI)の2つで、他は上昇という結果でした。
基準価額に対する分配金の割合で見るとヘルスケア(IXJ)は0.88%、生活必需品(KXI)は1.18%であり、権利落ちの影響はそれだけ大きいと考えることができます。
一方、新興国(IEMG)も0.80%と大きいにもかかわらず権利落ち日は上昇して始まりました。結局は時間外(夜間)の市場の動きにもよるということがわかります。
おわりに
今回の確認結果から、権利落ち回避をしなかったとしても、市場の状況次第でそのままプラスに動くことも十分にありうることがわかりました。
それでも、ポイント運用では分配金を受けることはできないため権利落ちを回避するという対応は合理的と考えます。
今回、適切な引出、追加のタイミングも把握できましたので、今後も権利落ち回避をするつもりです。
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