トヨタ自動車(7203)の株を持っていて優待を受け取るためにTOYOTA Walletをインストールしているのですが、その通知で8/18~9/2の期間でセキュリティトークン社債の募集をしていることに気づきました。
内容を見て、10万円の申し込みならお得だなと判断して申し込むことにしました。簡単に紹介します。
基本内容
公式ページは以下です。
通称は「TOYOTA Walletつむぐボンド」ですが、要点を抜粋します。
- 年限:1年
- 募集金額:10億円
- 利率:1.720%(税引前)
- 申込可能金額:10~9,990万円(1単位10万円)
- スケジュール
- 申込期間:2026年8月18日(火)~ 2026年9月2日(水)17:00
- 当選発表日:2026年9月9日(水)
- 引落日:2026年10月6日(火)
- 払込日:2026年10月27日(火)
- 利払日・償還日:2027年10月27日(水)
- 信用格付:AAA 株式会社日本格付研究所(JCR)
セキュリティトークンの社債はブロックチェーンを用いて発行・権利移転・管理を行う点が特徴的ですが、利息・償還などの仕組みは普通の社債と同じです。
TOYOTA Walletつむぐボンドの特徴
公式ページに書かれている内容に基づき、留意点を整理します。
- 購入に際しTOYOTA Walletアプリのダウンロードとアカウント作成が必要(証券会社経由の購入ではない)
- この社債は原則として売却できない
- 課税は利子所得の金額に国税(15.315%)・地方税(5%)が源泉徴収される
- 利払い時にマイナンバーの提出が必要
また、限定特典が4つあります。特典2・3は抽選、特典4は車の購入前提ですが、特典1は以下の条件達成でTOYOTA Wallet残高がもらえます。
- QUICPayをApple PayまたはGoogle Payに設定:500円分
- iD / Mastercardに銀行口座を設定:1,000円分
- QUICPayにクレジットカードを設定:2,500円分
最後のクレジットカードの設定は対象のクレジットカードが少なく難しいのですが、Apple PayまたはGoogle Payの設定と銀行口座の設定は容易ではないでしょうか。
利回り計算
まず税引後の利回りで考えると1.37%です。
- 1.72 * (1-0.20315) = 1.3706...
定期預金と比較する場合は、引落日から払込日の期間(21日分)も含めて考えた方が良く、その場合の利回りは、税引前1.63%、税引後1.30%です。
- 1.72 * 365/386 = 1.6264...
- 1.3706 * 365/386 = 1.2960...
特典1のQUICPayの設定と銀行口座の設定でもらえるTOYOTA Wallet残高の1,500円は達成しやすいので、この1,500円分を含めて最も割が良くなる最低金額の10万円で申し込む場合で計算してみます。
特典分は一時所得の扱いになるはずですので課税が発生しないと考えて計算すると、税引後で2.71%となりました。
- 10万円でもらえる税引後の利子(1371円)
= 100,000 * 0.0172 * 0.79685
= 1370.582 - 特典の1,500円を足して実質年率を算出(2.71%)
= 2870.582 / 100,000 * 365/386
= 2.7144...%
1年でこの利回りと考えると十分な数値ではないでしょうか。
おわりに
JCRによる格付けも最高のAAAですし、期間も短いので信頼性に関しては問題ないと考えます。
TOYOTA Walletを使っていない方には最初は手間がかかり抵抗があるかもしれませんが、もらえる残高はQUICPayやiDとして使えるため使う際にそれほど困ることはないと思います。
申込金額を増やすと利回りが減りますので、私は10万円で申し込むことにしました。申し込み過程でeKYCや銀行口座情報の登録処理などがあり、10分程度はかかりました。
募集金額は10億円と少なめで、先着順ではなく申込状況により抽選となりますので実際に当たるかわかりませんが、気になる方は申し込んでみてはいかがでしょうか。
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